2020/12/13 23:04
おはようございます。
せるくる★くるーるの竹おです。
西尾城(愛知県西尾市)で自動運転タクシーの実証実験に遭遇してしまいました。
12月11日金曜日のことです。
早朝、西尾城(西尾市歴史公園)の駐車場に着くと
何だか様子が違います。
駐車場の一部はコーンで仕切られ、
レンタサイクルらしきものも並んでいます。
しばらくすると
次々と人がやってきて会場を設営しだしました。
見ているだけでは何の準備なのかはわかりません。
興味津々で訊ねてみると
「自動運転タクシーの実証実験をするんです。」
とのこと。
過去の遺構で技術の最先端の実験を行うとは
なんと素敵な試みでしょうか。
これは見学しないわけにはいきませんでしょう。
一般人が見学しても良いかを関係の方に確認の上、待機です。
(待機と言っても城内をうろうろしながら時間をつぶすのですが・・・。)
そうこうしているうちにやってきました。
黒い実験車両が。

本丸丑寅櫓より撮影です。
予行演習のようで予定時刻より少し早かったです。
一度停車した後、
すぐに戻って行かれました。
そして待つこと数10分。
やってきました。
本番の1便。

こちらにはO村愛知県知事が乗っているそうです。

到着後の囲み取材(?)の様子。

二之丸丑寅櫓と自動運転タクシー。

センサーやカメラが盛り盛りです。
ちなみに
今回の実験車両は
自動運転「レベル4」相当のシステムではありますが
法律やその他の要因によって
「レベル2」で運用しているとのことでした。
まったく、日本は相変わらずのようです。
個人の印象ですけど・・・。
スバルの運転支援システム「アイサイト」は
カメラを使用した大変優れたものではありますが、
なぜカメラ映像を使うことになったかと言えば
「お上がレーダー波の使用を許可しなかったから」
だと聞いた覚えがあります。
「えっ?ベンツとかみんなミリ波レーダーじゃないですか!」
そうですね。
外車が使うと許可されるんです。
昔っから。
ドアミラーもそうですね。
外車は良いけど国産車はダメだ!
なんて時期もあったようですよ。
あくまで「個人の印象」です・・・。
ー閑話休題ー
さて、
11日は報道専用でしたが
12日・13日は一般人も体験させてもらえるとのこと。
これは乗せてもらうしか無いでしょう!
ということで乗ってきました、自動運転タクシーに。

大喜びで真っ先に乗り込んだため
後席の運転席側になり
運転手さんが何をしているのか
(というか「何もしていない」こと)を
見ることが出来なかったのは残念でしたが
とても良い経験になりました。
なんというか
「すごく慎重な人の運転する車」に乗っている様な感覚です。
それ以外は至って普通。
この「普通」って感じられることが
「すごさ」の現れなのでしょう。
ただ、路上に駐車されている車に対しての判断は出来ない様で
運転手さんが「介入します」と言って操作しておられました。
「夜のうちに寝ながら目的地まで移動できる自動運転車」の登場を待っているのですが
こうして体験してみると、
もう少し時間がかかりそうですね。
大変良い体験ができました。
関係者の方々と、巡り合わせに感謝です。
さて、
私は何故、西尾城をうろついていたのでしょうか?
答えはホームページに
なんてね。
(答えじゃなくて「成果」でしょうか?)
今回はこの辺で。
今日も1日有難い有難い。