せるくる★くるーるの竹おでございます。

久しぶりの新商品となります、

朝焼けに染まる「寺部城（てらべじょう）」のTシャツとハガキサイズデータをアップ致しました。

「ダイヤモンドお城」として旭日に向いた撮影を基本として参りました【明けの城プロジェクト】ですが、

今回は目線を変えて「朝焼け」「モルゲンロート」を題材にしてみました。

「旭日ばかりが朝ではない」という考えですね。

「寺部城」には三つの井戸跡が残っております。

この井戸跡が朝焼けに染まる様子を

渡辺家家紋「渡辺星」の三つの丸に当てはめました。

家紋の一文字部分には建物跡の石列を当てております。

こちらの「渡辺星」の丸ですが、

オリオン座の中心にならぶ三つ星を図案化したものだそうです。

なんでオリオン？と思いましたが

この三つ星は戦勝を呼び込む「将軍星」と呼ばれているそうで

武家筋には好んで使われた題材とのことでした。

大変興味深いです。

さて、

城主「渡辺守綱」関係が強調される「寺部城」ですが、

なんと、

寺部鈴木氏の居城だった時代に、

当時「松平元康」と名乗っていた徳川家康が攻めています。

超有名人の初舞台と聞くと特別感が増しますよね。

現地に建物は残っておりませんが、

茶室の「又日亭（ゆうじつてい）」が、七州城（挙母城）址の豊田市美術館の敷地内に移築されております。

渡辺家10代規綱（又日庵）は茶人であり、

裏千家11代家元 玄々斎の実兄であったと聞きますと

茶道を嗜まれる方には気になる茶室かもしれません。

そんな「寺部城」を題材に

ドライTシャツを制作いたしました。

急激に暑さが増す昨今の気候状況に、

乾きやすく汗冷えのしにくいドライTシャツは最適です。

お城を訪城するときにも

心強い味方となってくれることでしょう。

今日も一日ありがたい有難い。